歯の健康に関するQ&A
ご存知ですか?ワンちゃんの約80%は歯周病にかかっていることを・・・
歯石の75%は細菌で構成されています。だから口が臭いんです。
歯にいったん歯垢がつくと、それが石灰化して歯石となります。
さらにその上に歯垢が付着すると、またそれが石灰化して、どんどん大きくなっていきます。
歯石のもとである歯垢の75%は細菌で構成されています。ですから歯石は細菌の大きなかたまりということになります。
口の中にこのような細菌の巣があれば当然、息も臭くなりますし、何よりも体にいいことはありません。
1つ目の要因
ワンちゃんはあらゆるところを舐める癖があります。いろいろなところを舐めると、その舐めた場所から多くのいろいろな細菌が口の中に入ってきます。
2つ目の要因
入ってきた細菌を減らす事ができる歯みがきを日常的に行わないためです。
口の中に入ってきた細菌が歯磨きをしないために、人間とは比較にならない速さで増殖するのです。このため、歯石の付着のスピードは人間の5倍もの速さで付着していくのです。
ワンちゃんの歯がどういう状態なのかをまずチェックしましょう!
専門科である獣医師の判断により、病院で歯石を取るべきか、ご自宅でケアをするべきかの判断があると思います。
病院で歯石を取ることをこれをスケーリングと言います。
スケーリングは、人の歯医者さんにあるような機器を使用して、ワンちゃんの歯石を取ってしまうことです。しかし、スケーリングには麻酔が必要です。
歯石をまずスケーラーで除去しますが、この段階では歯の表面がザラザラしたままです。このザラザラを放置ずると細かい溝に歯垢が再付着し、返って歯石が付きやすい口内環境になってしまいます。
このザラザラをする為に、スケーラーで歯石を取った後、歯を磨くポリッシングという処置をします。これらの工程は少なくて1時間以上かかります。その間、動物達はずっと口を開けてはいれません。ですから麻酔が必要になってしまうのです。
病院に関するQ&A
はい。病院前に3台ございます。病院の前は一方通行になっています。浦和方面からお越しの方は病院の手前で迂回していただく形にまります。詳しくはアクセスのところでご確認ください。
「トータルケアを大切にする」思いから、当院ではトリミングを実施しています。ペットショップやサロンのような「美しさを追求すること」には負けますが、病院だからこそトリミング中や終了後に健康チェックを実施しています。また、どうぶつ達の皮膚を考えた医療用シャンプーを使用しています。ご興味のある方は病院案内を一度ご覧の上お問合わせください。
やまなか動物病院ではフードのご購入、フィラリア薬のご購入、狂犬病の予防接種や避妊去勢手術などの動物と生活する上で必要最低限な内容でポイントがたまるポイントカードを導入しています。特にフードは2008年にメーカーの値上げがありましたので、ポイントカードとい形で皆様に還元できればと思っております。
やまなか動物病院で診療対象動物は犬、猫、ウサギなどです。当院周辺にはエキゾチック(犬猫以外の動物達)専門病院や鳥専門の病院などもあります。診療後、エキゾッチック専門の病院への紹介も可能です。
診療に関するQ&A
夜間は「どうぶつの総合病院 救急救命科」をご紹介しています。
当院は提携病院であり、院長も定期的に出勤しています。
夜間で診療された場合、診療内容は次の日に病院に送られていますので、当院の飼主様でも安心してご利用できます。連携体制を整えているのが提携病院の強みです。
どうぶつの総合病院 救急救命 URL:http://www.syn.ne.jp/yakan/
電話:048-229-7299
住所:〒333-0823 埼玉県川口市石神815
どうぶつの総合病院は、川口ジャンクションから約1km北、埼玉スタジアム方面へ向かう国道122号(岩槻街道)の一方通行路に面しています。
なぜ多くの動物病院は避妊・去勢手術をすすめるのでしょうか?
「だって元気で健康なのに手術でメスを入れるのはかわいそうじゃないですか!」と思われる方も多いと思います。
確かに元気なのに手術をするのはかわいそう。
でも避妊・去勢手術をしなくて病気になったらもっとかわいそうではありませんか?
避妊・去勢手術の目的は、子供を産ませなくする為ではありません。
動物病院が考える避妊・去勢手術の目的は病気の予防なんです。
もし、子供を産ませる予定がなく避妊去勢手術をしていないと、7歳や8歳以上のシニアになった時に、残った生殖器がホルモンの分泌異常を起したり、生殖器そのものが病気となって全身に悪影響を及ぼしていってしまう可能性があるのです。
手術をためらう気持ちもご察しします。ただ、病気になってから手術をする、もしくはシニアになってから手術をすると麻酔や手術のリスクは高くなってしまいます。若くて元気な時に避妊・去勢手術をすると病気の予防になりますし、動物達の寿命を伸ばすことにもなります。(統計的に立証)
是非、一度ご家族で大切な小さな家族(動物達)の事を相談してみてください。
ワンちゃん・・・ 前立腺の病気・精巣の腫瘍化・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫予防など
ネコちゃん・・・ 精巣の腫瘍化の予防。行動範囲が狭まり、ケンカによるケガが減る。スプレー(おしっこ)行動の抑制など
ワンちゃん・・・ 発情期の出血がなくなる。子宮蓄膿症・卵巣腫瘍の予防・乳腺腫瘍発生率の低下(特に、最初の生理前)。望まれない妊娠を防ぐなど
ネコちゃん・・・ 発情期の鳴き声をなくす。子宮蓄膿症、卵巣腫瘍の予防。望まれない妊娠を防ぐなど
デメリットとしては太りやすくなることが挙げられます。問題行動がなくなるとは限りません。
避妊・去勢後はお食事の管理を気をつけてあげましょう!
当院の避妊・去勢手術は3日入院となります。(猫の男のコは1泊です)
短期間や日帰りで手術できる病院もありますが、手術後の麻酔のさめが悪かったり、様態が急変する事もあるので、当院ではそのような状態でもきちんと対応し健康を守りたいと考えています。その為、術後の経過観察をしっかりする為に3日の入院制を導入しています。(飼主様の要望に応じて入院日数が短くなることもあります。入院費は手術費に含まれています。)
避妊・去勢手術は予約制となりますので、ご希望の方は一度病院にお問い合わせください。
ワンちゃん・ネコちゃんは人の4倍の速さで歳を取ることをご存知でしょうか? 私達の3ヶ月は、ワンちゃん・ネコちゃんにとっては1年に該当します。
そこで、やまなか動物病院では年に1回はドックドックやキャットドックを実施して欲しいと考え、秋に健康診断月間を実施しています。
外部検査機関との協力により、秋の健康診断月間は通常よりお安い価格でドックできます。
動物との生活に関するQ&A
「暑さ対策」も5月6月にワンちゃんに必要なのをご存知ですか?散歩中の熱中症に注意しましょう!!
5月・6月でもお天気の良い日は日差しが気持ちいいですね。そんな日はアスファルトからの照り返しで、ワンちゃんが熱中症を起こすこともあります。お散歩中に以下のような事があったら熱中症かもしれません
目が充血している
呼吸がゼーゼーと荒い
舌が真っ赤
もしこんな症状になったら動物病院まですぐに相談しましょう!5月6月のお散歩もワンちゃんの様子を気にかけてあげてくださいね♪
目が充血している
呼吸がゼーゼーと荒い
舌が真っ赤
・・・などの症状が出たら熱中症かもしれません。そんな時はすぐに病院にご連絡頂きたいのですが、すぐに行けない場合の対処法をご紹介します。
①首を冷やす
まず暑くなった体を冷やしてほしいのですが、その冷やし方のポイントは首です。
首のまわりにアイスノンなどの冷却グッツや氷をタオルでくるんだもの等を首にあててください。
②体を冷やす
冷やしても症状が落ち着かない場合は、冷たいシャワーを動物の体全体にかけてください。
目安としては30分です。
①と②をしてもよくならない場合は必ずすぐに動物病院に連絡してください。
また、熱中症の特徴として一度落ち着いても30分後くらいに再発する事もあるので落ち着いてから病院で次の対処を相談する事をオススメします。
※もちろんあくまで緊急時の対処法なので、熱中症かな?と思ったらお近くの病院に連絡してください。
肥満は病気のきっかけともなります。今、ワンちゃんの死因の約30%は人間と同じような心臓疾患・腎臓疾患などの生活習慣病によるものなのです。ワンちゃんが病気になりにくい体になるために一度、ワンちゃんの生活について考えてみてください。
1.生活習慣病にかかりやすくなる
2.動きが鈍くなる
3.体重増加により、関節にかかる負担が大きくなる
4.心臓への負担が大きくなる
5.体温が上がりやすく、熱中症になりやすい
・・・などが挙げられます。
当院では、ワンちゃんの健康管理のために健康診断を受診していただくことをお勧めしています。詳しくはスタッフまでお尋ねください。
特に梅雨の時期でジメジメムシムシしている季節は 、皮膚病に注意しましょう!
シャンプー後、きちんと乾かしていますか?
シャンプー後に生乾きの状態でそのまま居ると皮膚炎が悪化してしまいます。
雨の日の散歩のあと、どうされていますか?
雨の日に散歩から帰ってきて、毛が湿ったままいると、細菌が繁殖しやすく皮膚が化膿してしまう原因になります。
もちろん、湿った状態で体が冷えてしまいますと下痢をしたり、腰痛症が出たりしますので注意してあげてください。
皮膚病が慢性的にあるコはちょっとした変化(赤くなっちゃった・・・ポツポツが増えた・・・など)があれば2~3日ご自宅で様子を見るのではなく、早めに動物病院へ相談に行ってください!
2~3日後、様子をみて皮膚状態が悪化してしまうと動物たちにも負担がかかりますし、お薬が増えてしまったりする可能性もあります。
動きが悪くなる
散歩を嫌がる
などの行動が見られます。
びっこや腰痛なら関節炎などど言われているワンちゃんは、嫌がるときは無理をしないようにしてあげてください。
涼しくなるとおしっこの病気を起しやすくなります。(FUS)
トイレの回数が多くなったり、おしっこの量が少なくなったりした時は要注意です。是非かかりつけの病院にご相談してください。
まず最初に、テーブルや机の上など高いところに、ワンちゃん、ネコちゃんを乗せましょう。
逃げる場所を狭めるためです。
いきなり冷たい薬が耳に入ってくると、それだけでビックリすることがあります。
塗った後、少しの間一緒に遊んであげたりして、お薬が浸透するようにしましょう。(気をまぎらせましょう。)せっかく塗っても舐めてしまっては、効果がありません。