
子宮蓄膿(ちくのう)症という病名を聞いた事はありますか?
この病気は子宮に膿がたまったり、粘液がたまってしまう細菌感染症です。
腹膜炎を起すと半日もたずに死んでしまうとても怖い病気です。
感染症によってよく出る症状だけでは、飼主様にはどこが悪いのか見当がつかないのが、この感染症のやっかいなところです。
「うちの犬、元気がない、食欲がない、よく水を飲む」ぐらいにしか感じないことも多いのが現状です。
子宮内にたまった膿、いわゆるオリモノが膣の外に出てくるのを発見すれば「あっ”婦犬科“の病気だ」とおわかりになると思いますが、その状態では重症になってしまっている場合もあります。
この感染症は避妊手術をすることで予防できます。
====== こんな場合は子宮蓄膿症の可能性が潜んでいます ======
□ 避妊手術をしていない
□ 元気がなくなる
□ 食欲が減る
□ 生理が終わったのに1ヵ月後に出血がある
□ 水をよく飲む
※子宮蓄膿症は早期の動物病院での治療がとても重要です
※様子がおかしいな?と思ったら早めに動物病院へのご来院を!
ヘルニアと聞くと、多くの会飼主様は椎間板ヘルニアを思いつくのではないでしょうか?
しかし、ヘルニアというのは臍ヘルニア(おへそ)、鼠径ヘルニア(内股)、会陰ヘルニア(おしり)などなど様々な部位に発症します。
そもそもヘルニアというのは、臓器や組織が体の開口部(穴)を通って突出する事を言います。
例えば会陰ヘルニア(おしり)ですと、本来は出ててはいけない膀胱(ぼうこう)がヘルニアの部位に出てくることで、おしっこが出にくくなったり、膀胱が破裂してしまう事になります。
これは、老齢の雄犬によく見られる成人病のひとつです。 この会陰ヘルニア(おしり)は去勢手術をすることによって予防できます。
膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿が多くは内側に移動してしまう事です。
膝のお皿が移動すると、足に力が入りにくくなり、関節がすれたり、こすれたりして痛みを生じる事が多くなります。
膝が変形したり体重が増えると歩けなくなってしまいます。
生まれつき膝蓋骨脱臼のコは、例えば8歳くらいで様々な要因が重なって生活の質(QOL)が低下する事があります。
高齢になってからの手術はリスクを伴いますので、わんちゃんの生活の質(QOL)を考えられるならば若いうちに手術してあげるのもQOL向上のひとつです。
また、この膝蓋骨脱臼は小型犬によく見られます。
診察の触診で診断できますので、びっこをしていたりしていたら、是非病院で早めにチェックしてあげてください。