尿石症とは、猫ちゃんの泌尿器(腎臓から膀胱・膀胱から尿道にかけて)に結石ができる事です。
この結石が多くなるか、大きくなることで、尿道がつまりおしっこが出なくなってしまします。
おしっこが出なくなると腎臓に悪影響を及ぼし、『腎不全』になってしまいます。
結石が多く・大きくならない初期段階で早期発見ができれば内科的治療と食事療法になります。
おしっこが詰まることが繰り返される場合には外科処置をしなければなりません。
手術後も処方食による食事療法が続きます。
早期発見の為には、半年に1回定期的に尿検査をしてあげましょう。
=====こんな場合は尿石症の可能性が潜んでいます=====
* お水をたくさん飲む *
* おしっこに行く回数が増えた *
* おしっこの量が変わった(減ったり増えたり) *
突発的に膀胱炎(ぼうこうえん)になることもあるので、猫ちゃんの状態を日頃からチェックしてあげましょう
猫ちゃんで気をつけて欲しいウイルス感染症は
<<< エイズ・白血病・伝染性腹膜炎>>> です。
エイズと白血病に関しては、2008年の夏ごろにエイズワクチンが出来ましたので、ワクチン接種により予防する事ができます。
ワクチン接種の前に3種類のウイルスに感染していないかの検査します。
★★★猫エイズとは?★★★
あなたの愛猫は大丈夫?? 以下をチェックして下さい!!
- 猫を2匹以上飼っている
- 他の猫と出会う可能性がある
- 屋外に出ることがある
1つでもあてはまれば、ネコエイズウイルスに感染する恐れがあります。
ネコエイズってどんな病気なの?
ネコエイズは長い時間をかけて病気に対する抵抗力が失われてしまい、進行すると死に至る恐ろしい病気です。
一度感染してしまうと、ウイルスを完全に殺す治療法はないのが現状です。
ネコエイズってどのように感染するの?
ネコエイズに感染している他の猫との喧嘩による咬み傷からウイルスが体内に侵入して感染することがほとんどです。
★★★ 猫白血病とは ★★★
あなたの愛猫は大丈夫?以下をチェックして下さい!!
- 猫を2匹以上飼っている
- 他の猫と出会う可能性がある
- 屋外に出ることがある
1つでもあてはまれば、猫白血病に感染する恐れがあります。
猫白血病ってどんな病気なの?
このウイルスは世界中の猫に感染が認められています。
猫エイズと同様に長い時間潜伏期間を経てストレスなどで発症します。
症状がない猫でも約3~5%ネコ白血病ウイルスを保有いると推定されています。病気の猫の約15~20%がネコ白血病ウイルスを保有していると言われています。
感染は血液検査によってしか診断できません。
猫白血病ってどのように感染するの?
感染猫の唾液中には多くのウイルスが含まれており、食器の共有や、グルーミング、咬傷などを介して感染すると考えられています
★★★ 伝染性腹膜炎とは?★★★
猫コロナウイスルに感染し、徐々に進行する全身病で発症してしまうと死に至る怖いウイスルです。 お腹や胸に水が溜まったり、結節(しこりや塊ができる)が肝臓・腎臓などにできます。
90%以上の猫ちゃんは「腎臓病」を患うと言われています!
腎臓の働きはその排泄機能による老廃物を体外に除去するなど、体内の恒常性を維持します。 さらに、骨代謝・造血および血圧調節なども行っています。
腎臓の機能は75%まで代償されますが、それ以上の障害をうけると腎不全を生じます。
腎不全が進行すると、「貧血」「骨代謝異常(骨が薄くなる等)」あるいは「高血圧」などを発症します。
さらに老廃物を体外に除去する機能が衰え、その結果として尿毒素が体内蓄積にされます。そして、「多臓器疾患症状を示す尿毒症」へと移行し、きわめて危険な状態となります。
腎臓は、腎臓を交換することが出来ない為、一生うまく付き合っていく事が大切です。
病気の進行を抑える上で、早期発見・治療開始していくことがとても重要です。