眼の疾患について
★ かかりやすい眼の病気とは…
特にかかりやすい眼の病気は、「白内障」「緑内障」「ドライアイ」「角膜潰瘍」の4つになります。
★ 白内障とはどんな病気?
白内障は、眼の水晶体というところが、一部もしくは全部が白濁する病気です。進行すれば視力は低下し、最後には失明する病気です。
★ 緑内障とはどんな病気?
眼球内には房水(ぼうすい)が循環していて、産生と流出は一定に保たれ眼球内部の圧(眼圧)が維持されています。緑内障とは何らかの原因で房水の流出が阻害されたために眼圧が上昇した状態をいいます。
眼圧の上昇が長期に続くと視神経が障害されるために失明することがあります。
★ ドライアイとはどんな病気?
ドライアイは、涙の量が少なかったり、涙の質が悪くなって目の表面が乾いて、分泌物がでたり、結膜が充血したり、角膜表面に傷や色素が侵入するなどの異常が起こる病気です。重度になると失明することもあります。 原因については大半が不明です。
★ 角膜潰瘍とはどんな病気?
角膜潰瘍は、異物の混入、散歩中の草木との接触などの外傷によって角膜の表面に傷が出来る病気です。
眼瞼内反症、乾性角結膜炎などの基礎疾患があると角膜潰瘍が起こり易くなります。角膜潰瘍を起こすと角膜の透明性が失われ、白濁します。痛みを生じる場合もあり、視覚障害も起こします。潰瘍が進むと、角膜穿孔と呼ばれる状態へ進行し、失明する場合もあります。
★ 主な手術実績
・第三眼瞼弁作製法 ・第三眼瞼腺逸脱の形成法 ・結膜弁(フラップ)の作製法 ・眼球逸脱整復法 ・眼球摘出手術